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ソーシャル電通人 #004(前篇)

ソーシャル電通人 #004
岡田 怜奈 電通 MCプランニング局 / 秋永 寛 電通 第4CRプランニング局悩んで、考えて、自分たちにできることにたどり着いた。

東日本大震災のあたらしい支援のカタチとして、南三陸町にある杉と工房の人と技術、そして東京のクリエーターが組んだ「TREE THREE」プロジェクト。東京から杉を使ったプロダクトのアイデアとデザインを提供し、現地でプロダクトを制作し、販売する。そのしくみの立ち上げからかかわる岡田さん、秋永さんに「はじまりといま」を聞きました。

――「なにができるか」ということでやっぱり悩んだんですね。

結局、私たちにできるのってデザインとか、アイデアを出すことで、モノを加工したり、つくったりはできないじゃないですか。私たちの強みというか、できることを最大限生かすとしたら、アイデアを無償で差し上げて、それを南三陸のYES工房という工房で、好きなときにつくってもらって好きなときに売ってもらって、売れた分だけ被災地に利益が入るしくみにしよう。そうすれば、こっちから「100個つくってください、納期はこうです」って押しつけがましいことをいわなくてすむし、工房の機械が空いてるときにつくってもらって、売れるだけ売ってもらえれば、あんまり負担がなくていいんじゃない? っていうところに行き着きました。それで、2012年の夏にそういうしくみでやったらどうですか? と提案させていただいたんです。

YES工房というのは、震災後、現地の方たちが仕事道具を流されて働く場所もなくなってしまったので、廃校をリノベーションしてみんなが集まれる作業場をつくろうということで、入谷公民館館長の阿部忠義さんの発案でつくられた工房なんです。阿部さんはダジャレが大好きなおじさんなんですが、ものすごく行動力があって、アートが大好きなアイデアマン。YES工房には、フロンティアジャパンさんという間伐材を使ったノベルティ制作会社の南三陸工場があって、レーザーカッターがあって、YES工房が企業や官公庁などから受注したノベルティの制作を請け負っているんです。

――最初はどんな感じだったのですか?

(秋永)初めてYES工房に行ったときに印象的だったのが、「電通の~」って名刺を出しながらあいさつしたら、「また電通の人が来た」的な感じがちょっとあったんです。けっこうたくさんの人が行っていたみたいで(笑)。でも、「僕はコピーライターで、彼はデザイナーで」って自己紹介しながら、「ボランティアベースでできることがあれば・・・、ちょっとしたデザインつくったりとか・・・」っていい出した瞬間に様子が変わって、「それならなんか話しができそうだね」という感じになって、「ポスターつくるとか、ロゴを考えるとか、お願いしたいこといっぱいありますよ」っていう感じで、急にみなさんの態度が変わりましたね(笑)。

(岡田)私たちが「なんでも手伝いますよ」みたいなノリで行ったから、「そういうのを待ってたよ」みたいな感じになったのかな(笑)。

 

岡田 怜奈 電通 MCプランニング局

MCプランニング局 メディアプランナー 2001年入社。以来11年間、ラジオの企画セールスに携わる。2012年よりメディア・プランニングを担当。

秋永 寛 電通 第4CRプランニング局

電通第4CRP局 コピーライター、CMプランナー 最近の仕事として、東京メトロ、YouTube、ソニーモバイル、KIRINの企業・商品広告、 電通のエントランスを変えるGood Entrance, Good Innovation.プロデュースなど。 受賞歴にニューヨークADC、CLIO、SPIKE ASIA、ADFEST、ACC、TCC新人賞ほか。

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